読書感想ブログ

読んだ本の紹介ブログです

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

No.14「伊達政宗 蒼穹の鷹の巻」

さて、ソクラテスの弁明から一転して伊達政宗シリーズの続きです。 今回の「伊達政宗」第5巻では、徳川家に仕える一武将、伊達政宗としての人生が描かれています。海外進出を夢見て政宗は南蛮船の建造を進めるのですが、これが大きな波乱を呼ぶことになるの…

No.13「ソクラテスの弁明」

今回は「伊達政宗」シリーズを一旦お休みして、岸見一郎先生の「ソクラテスの弁明」を紹介したいと思います。 岸見先生は大学で講師を勤めている方です。専門の哲学の他に、アドラー心理学を研究しており、著書、「嫌われる勇気」にも岸見先生が執筆に携わっ…

No.12「伊達政宗 黄金日本島の巻」

伊達政宗シリーズ第4巻の「黄金日本島の巻」です。 政宗は家康に対して並々ならぬ対抗心を燃やしていましたが、政宗の策略はお見通しと言わんばかりに、家康はその上をいきます。 関ヶ原の戦いの折、政宗は天下の混乱に乗じて東北に一気を勃発させ、伊達家の…

No.11「伊達政宗 夢は醍醐の巻」

山岡荘八による、「伊達政宗」第三巻です。 秀吉が太閤として隆盛を極めたのも束の間、関白秀次が謀反の疑いで処刑されてしまいます。ところが秀吉は政宗が関白を唆したとして、政宗にも謀反の嫌疑をかけます。 実は裏で糸をひいていたのは石田三成。伊達の…

No.10「伊達政宗 人取られの巻」

引き続き、山岡荘八の「伊達政宗」第2巻を紹介したいと思います。 さて伊達政宗、親父殿の死を乗り越えて、大名として益々脂が乗るばかりです。芦名、相馬、佐竹を同時に相手しつつも、余りある智謀をもって相手を出し抜き、遂には芦名が支配する黒川を攻め…

No.9「伊達政宗 朝明けの巻」

今回の一冊は山岡荘八先生の、「伊達政宗 朝明けの巻」です。 山岡先生は戦前、戦後に活躍した文豪で、伊達政宗の他にも徳川家康や織田信長の歴史小説を手掛けた、歴史小説家の第一人者です。 本シリーズは全8巻で構成されており、本書は政宗生誕から二本松…

No.8「『心の時代』にモノを売る方法」

今回の一冊は小阪裕司さんの、「『心の時代』にモノを売る方法 変わりゆく消費者の欲求とビジネスの未来」です。 小阪裕司さんは九州大学の客員教授を勤めている方ですが、ビジネスに関するセミナーを度々開いており、自身のオンラインサロンでは幾人もの経…

No.7「嫌われる勇気」

今回は岸見一郎先生、古賀史健先生の合作、「嫌われる勇気 自己啓発の源流『アドラー』の教え」をご紹介します。 本書は心理学の3大巨頭であるアドラーの心理学を古代ギリシャ哲学的な対話形式で説明した本です。現代人の悩みなどを具体例に挙げているので、…

No6.「『商品のモノマネ』のルール」

今回は辻本希世士弁護士の特許に関する一冊を紹介します。 辻本弁護士は特許事務所を一家で経営されている筋金入の特許専門家です。 特許とは要は高度な技術を発明した人に与えられるご褒美のようなもので、一定の期間では独占的に販売していいよというもの…

No.5「人生の99%は思い込み 〜支配された人生から脱却するための心理学〜」

今回の一冊は鈴木敏昭先生の「人生の99%は思い込み」です。 鈴木先生は京都大学院で教育学を専攻し、現在は四国大学で教授を務めている方です。 人生は決して運などに作用されるものではなく、全てあなた自身の手で作り出しているものなのです。 本書による…

No.4「忍びの国」

引き続き和田竜先生の作品である「忍びの国」をご紹介したいと思います。 本作は織田信雄による伊賀攻めをテーマにした歴史小説です。伊賀は信長の二次攻めによって最終的に支配されるのですが、信雄による一次攻めでは撃退に成功しています。 伊賀は少数の…