読書感想ブログ

読んだ本の紹介ブログです

No.1「40歳からの記憶術 想起力で差をつける」

皆さんはじめまして。zizzyと申します。

本ブログでは私が読んだ本をポイントごとにまとめ、随所感想を加えながら紹介していくというブログです。

今回はなぜこのブログを書こうと思ったか、その理由となった一冊をご紹介したいと思います。

本日紹介するのは
和田秀樹 著、「40歳からの記憶術 想起力で差をつける」です。

和田秀樹先生は東京大学医学部を卒業され、精神科医として活動されている方です。

本書によると記憶というものは記銘、保持、想起の3つで構成され、特に想起(アウトプット)を主眼に置いたノウハウを説明しています。

と言っても想起力をあげるために効果的なトレーニングは「リハーサルをする」という至極当たり前なことです。結局いくら教科書を繰り返し読もうが、意味付けをして覚えようが、それらのトレーニングは飽くまで記銘と保持の強化に過ぎず、アウトプット力を鍛えるためには、覚えたい事柄の問題集をやるなり、それを利用したスピーチや作文をすることが効果的な方法なのです。

私はこの本を読んだら何かどんなことにも応用できるような万能のテクニックが学べるのではないか、と期待していましたがやはり近道はないのだと痛感しました。

ですが、逆にどんな人でもこういった地道な道を辿っているということでもあり、鬼才と呼ばれるような羽生名人や秋元康さんのような凄腕のプロデューサーも、センスと勘だけであのような成功を手にしているわけではないのです(実際作中でもそういったことを感じさせるようなエピソードが紹介されていました)。

なので私もブログを書くことで少しでも想起の回数を増やし、社会人として価値のある人材になることを目指しています。

次回は「のぼうの城」です。お楽しみに!